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【ミネラル不足】ミネラルの働きや特徴を解説!

【ミネラル不足】ミネラルの働きや特徴を解説!

五大要素のタンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルは、人間が生きるために欠かせないもの。

単独で2回ノーベル賞を受賞したライナス・ポーリング博士は「すべての病態・病気・病弊を追及するとミネラル欠乏症にたどりつく」とミネラルの重要性を唱えています!

何故ミネラルが重要なのか、現代のミネラル不足の現状をお伝えしていきます♪

ミネラルの大切さ

ライナス・ポーリング博士の言う通り、心身の不調の原因がミネラル不足であることは、近年多くの研究結果によって証明されています。

こんな不調はありませんか?
記憶力の低下、めまい、頭痛、髪や爪の乾燥、落ち着きの無さ、イライラ、むくみ、皮膚炎、アレルギー、ニキビ、女性特有の疾患や悩み、体温の低下、疲れやすい、耳鳴り、難聴、虫歯、歯茎の衰退、動悸、下痢や便秘など...

多くの方の悩みである体や精神的な不調はミネラルが不足していることが考えられます。

ミネラルとは?

ミネラルとは地球上の元素で主に土壌に存在しています。

100種類以上あると言われるミネラルですが、体内の中では約70種類のミネラルが働いています。
●多量ミネラルのカルシウム・マグネシウム・リン・カリウム・ナトリウム・イオウ・塩素など
●微量ミネラルの鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデンなど

これを総称して「ミネラル」と言います。

小学生の時に習っているはずなんですが、その際には「無機質」と一言で終わらせているようです(笑)

土壌の中の「鉱物系ミネラル」は植物に吸収され光合成により「植物系ミネラル」となります。

植物は根から酸を出し土を溶かし根を張っていきます。
その酸がミネラルをナノ化して取り込むため、人間がその植物を食べたときにミネラルを吸収しやすくなります♪

ミネラルウォーターなどのミネラルは水に自然に溶けたものなので、分子がとても大きく吸収しずらいので、野菜などの植物からミネラルを摂取することが大切です!

ミネラルの働き

人間の身体を作るのは食事から摂取する栄養素!
★酵素・ホルモン・神経伝達物質を作る「タンパク質」
★エネルギーとなり脂溶性ビタミンの吸収を助ける「脂質」
★エネルギーの源となる「炭水化物(糖質)」
★体や酵素の働きを助け、調整を助ける「ビタミン」「ミネラル」

車で例えると
車のボディやエンジンの材料・ガソリンの役割が「タンパク質」「脂質」「糖質」
しかしそれだけでは車は動きませんよね?
エンジンをかける『鍵』がないと!
その鍵となるのが「ビタミン」「ミネラル」なんです!

人間の身体でも栄養素がないと、脳も身体も正常に動かないということです。

また、私たちが生きていくことに欠かせないミネラルですが、人間や動物の体内では作ることができません。
そんなミネラルは身体の中でこんな働きをしてくれています♪

◎ビタミン・酵素を働かせる
◎免疫機能を活性化させる
◎活性酸素を除去
◎神経を正常に働かせる
◎身体の代謝促進
◎筋肉を柔らかくする
◎骨格・血液を作る
◎老廃物の排出・分解 など

心身を健康に保つための需要な働きをしてくれています。

バランスが大事な栄養素

私たちの身体は約37兆個の細胞で構成されていますが、エネルギーを燃焼しないと働くことができません。
エネルギーを燃焼してくれるのが「酵素」で、植物酵素・代謝酵素・消化酵素の約3000種類の酵素が消化や代謝を助けたり、呼吸や食事の際に発生するかっし酸素の除去などを行ってくれています。

その酵素の働きを助けているのは「ビタミン」と「ミネラル」です!
また、ビタミンが働くためにはミネラルの助けが必要で、ミネラルが不足すると酵素の働きも悪くなっていきます。

「ビタミン」や「酵素」もとても重要な栄養素ですが「ミネラル」なしでは、吸収されることも機能を果たすこともできないということです!

また、ミネラルはどれ一つとして体内で作り出すことはできません。

現代ではエネルギー源をつくる炭水化物(糖質)や脂質、体をつくるタンパク質の摂取が多く
身体の調子を整え土台となるビタミンやミネラルの摂取不足により「新型栄養失調」の時代となっています!

ミネラルはチームワークで働く

体内には多くのミネラルが存在し、それぞれが相互作用することで有用な働きが生まれます!
どれかひとつ、または数種類を摂取しても、体内の機能は正常な働きができません。

身体の不調だけでなく、発育障害や免疫力の低下・理由もないのにイライラする・生理痛・精神的な不調などがあらわれてきます。

ミネラルはチームで働く為、1種類でも不足すると不調の原因となります。
例えば、マグネシウムが不足すると血液中のカルシウムやカリウムが減少しますし、カリウムが減少するとナトリウムの排出に障害が起こります。

ミネラルを単体で摂取するとリスクがあることもありますので、ミネラルを摂取する際は
「少量を多種類・同時に毎日・頻繁に」が鉄則です!!

植物系ミネラルと鉱物系ミネラルの違い

「ミネラルとは?」でご紹介した様に、酸などの影響でミネラルを吸収しやすくさせた「植物由来のミネラル」には、「鉱物性ミネラル」とは異なる特性を持っています。


          ◎植物系ミネラル◎      ◎鉱物系ミネラル◎
含有ミネラル数    70種類以上           1~10種類
大きさ        ナノサイズ          抽出方法によって様々
吸収率        ほぼ100%           約50%
体内蓄積       なし             あり
採掘場所       アメリカ・ユタ州が有名    土や岩の中
抽出方法       古代植物堆積層から      岩・石灰岩・牡蠣の殻・塩などを
                          粉砕や希硫酸で溶かして抽出

植物性ミネラルには少量だけど多くの種類のミネラルが含まれていて、赤血球の7,000分の1(ナノサイズ)なので吸収率がほぼ100%です!!
また、必要のないミネラルは体外へ排出されるため、過剰摂取の心配はありませんが、鉱物系ミネラルは不要なミネラルであっても体内に蓄積されてしまいリスクとなることがあります。

土壌のミネラルが枯渇・・・

ミネラルがどれか一つ欠けても、体は正常に機能しません。
ミネラルがなければ、タンパク質や脂質・炭水化物・ビタミンも十分に機能することができないということをお伝えしましたが、現代の私たちは常にミネラル不足に陥っています!

1992年に開かれた地球サミット(環境と開発に関する国際会議)で
「ここ10年間で、世界各国の大地からミネラルが7割から8割も失われている」という、とてもショッキングな報告が発表されたようです!

その原因は、肥料などによる土壌破壊や近代社会の進化やそれによる「ミネラルサイクル」の破壊などによると考えられています。

日本の土壌には元々ミネラルが少ないと言われていて、更に化学肥料や農薬の使用により土壌のミネラルバランスも崩れているのが現状です。

土壌にミネラルがなければ、そこで育つ植物もミネラルを吸収することができません。
その結果、野菜をしっかりと食べていても、野菜自体に『ミネラルをがほとんどない』ということなんです!!

植物系ミネラルは「ヒューミックシェール」にある

世界的に土壌のミネラルが枯渇している中で、アメリカ・ユタ州に『ミネラルの宝庫』が存在しています☆

ヒューミックシェールで生まれる植物系ミネラル

古代植物堆積層「ヒューミックシェール」は、約1億4千年前に埋没した古代植物が炭化・化石化せずに堆積したものです。
ヒューミックシェール鉱山は千葉県くらいの面積を持ち、全世界の人たちが毎日60mlずつ植物系ミネラルを飲んだとしても、約500年分の補給が可能な量の堆積層と言われています!

堆積層は鉱物に見えますが、1億年以上の時をかけ植物が積み重なり、層となった「植物由来の植物系ミネラル」の埋蔵地です♪

先住民のパイユート族は、負傷した動物たちがある森へ向かう姿を何度も目撃していて、好奇心で追跡してみたところ真っ黒い地層から流れ出る水を飲んでいる動物たちを発見。
「あいつら元気になってるんじゃないか?」
「理由はないけどあの水を飲めば元気になる」と彼らは体調の悪い時に、その水を飲み動物たちと同じく元気になることを体験したそうです。

そんな話は300年以上も語り継がれ、その水を含んだ地層こそが「ヒューミックシェール」だったそう。

おすすめの植物系ミネラル

私も毎日飲んでいる植物系ミネラルは、ヒューミックシェールを原料としたものです♪

『基本的な飲み方】
◎1しようほうほ日に30~60mlを水や炭酸・お湯などで10倍に薄めて飲む
※水で薄めたものを常温で長時間保存はNG!

◎料理やデザートにも
サラダのドレッシングや、豆乳と混ぜてフルーチェ風にしたり様々な使い方があります♪

◎美容効果
湯船に入れたりスキンケアやヘアケアにもおススメです!!
美しい肌や髪を生みだすのに欠かせないミネラルも数多くあります。

◎植物やペットのミネラル補給にも
植物の成長を促したり、ペットのミネラル不足解消に。

ミネラルを取り入れたい!
もっとミネラルのことを知りたい!方はお気軽にお問合せください(^^♪